概要
インディー ゲームの開発者/デザイナー、3D アーティスト、フリーランス、新卒者、趣味の個人クリエーターの皆様は、Autodesk® Maya® と Autodesk® 3ds Max® を、よりリーズナブルな価格でご利用いただけるインディー ユーザー向けサブスクリプションを購入することができます。 ご自身が、Maya と 3ds Max のインディー ユーザー向けサブスクリプションの対象者かどうかについては、以下の「よくある質問(FAQ)」でご確認ください。
よくある質問(FAQ)
私はフリーランスで、年商 10 万米ドルを超えるスタジオと委託契約を結んでいます。私は 3ds Max Indie と Maya Indie を使用できますか?
契約先の企業が、特定のデジタル製品(モデルやレンダリング フレームなど)の納品をお客様に依頼していて、このデジタル製品の価値が 10 万米ドル未満の場合、お客様はインディー ユーザー向け 3ds Max または Maya を使用できます。
一方、契約先の企業がプロジェクト期間中にお客様を雇用している場合、そのプロジェクト期間中は通常の商用版ライセンスを購入した上で使用する必要があります。
まだ収益が全くないインディー ゲームの開発をしています。ただし、10 万米ドルを超える資金を受け取っています。私はインディー ユーザー向けの 3ds Max と Maya を使用できますか?
お客様のゲームが 10 万米ドルを超える資金を受け取っている場合、インディー ユーザー向けの製品を使用する資格はありません。通常の商用版ライセンスを購入した上で使用する必要があります。
私は少人数のアーティスト グループの一員としてプロジェクトに取り組んでいます。グループのアーティストは皆、他に本業を持ちつつ、副業でこのプロジェクトを行っています。各アーティストの本業の収入はそれぞれ 10 万米ドルを超えています。このプロジェクトは副業で行っているため、法人を設立していません。副業として行っているこのプロジェクトの収入が 10 万米ドル未満の場合、インディー ユーザー向けの 3ds Max と Maya を使用する資格はありますか?
法人を設立せず、副業として行っているプロジェクトの収益が 10 万米ドルに達していない場合、インディー ユーザー向けの 3ds Max と Maya を使用する資格があります。
私はフリーランスで、取り組んでいるプロジェクトの収益は 将来的に 10 万米ドルを超える見込みですが、収益はまだ 10 万米ドルに達していません。インディー ユーザー向けの 3ds Max と Maya を使用する資格はありますか?
はい。収益が 10 万米ドルに達するまでは、インディー ユーザー向けの 3ds Max と Maya を使用できます。収益が 10 万米ドルに達した時点で、通常の商用版の 3ds Max と Maya に切り替える必要があります。
Autodesk® 3ds Max® および Autodesk® Maya® ソフトウェアのインディー ユーザー向けライセンスは、商用プロジェクトに使用できる 3ds Max および Maya のライセンスを、独立系のアーティストにお手頃な価格でご提供することを目的とするものです。年商 10 万米ドル*を超える個人または組織や、予算が 10 万米ドルを超えるプロジェクトでは使用できません。
また、年商 10 万米ドルを超える組織に雇用されているパートタイムまたはフルタイムの従業員、フリーランス、契約業者のいずれかである場合は、Maya Indie および 3ds Max Indie のライセンスを取得することはできません。上記に当てはまる方は、通常の商用版サブスクリプション ライセンスを使用する必要があり、雇用主である会社でライセンスを購入するか、(雇用主に代金を請求するか否かに関わらず)ご自身でライセンスを購入する必要があります。この規定は、企業がプロジェクトで使用するソフトウェア ライセンスの代金をオートデスクに支払うことを回避する行為を防止することを目的とするものです。
この制約は、年商 10 万米ドルを超える組織に雇用されている方に適用されます。また、この年商についての制約は、デジタル商品の販売による年間収益が 10 万米ドルを超える場合のみに適用されます。
以下に、インディー ユーザー向けの 3ds Max と Maya の使用資格の条件をご理解いただくために、いくつか例を挙げてご説明します。
あなたはデジタル製品を制作・販売しています。ある日、年間収益が 10 万米ドルを超えるゲーム会社から、既製またはカスタム ビルドのアセットを提供する依頼を受けました。あなたが納品した「製品」に対して、所定の金額が支払われます。この場合、あなたの収入が 10 万米ドル未満であれば、インディー ユーザー向けライセンスを使用できます。ここでのアセットは、例えば 3D モデル、テクスチャ、レンダリング イメージなどが含まれます。
あなたはフリーランスとして、ビジュアライゼーション作成の仕事を建築会社から依頼されました。同社の年間収益は 10 万米ドルを超えています。プロジェクト完了まで、あなたには時給/日給/週給で報酬が支払われ、作成したアセットは同社に帰属します。この場合、インディー ユーザー向けライセンスを使用することはできません。
ここでの主な違いは、請ける仕事が自分の仕事と見なすことができるか、それとも雇用されて働いていると見なすことが妥当かです。あなたが自分自身に帰属する知的財産(IP)を作成・販売していて、年間収入が 10 万米ドル未満の場合は、インディー ユーザー向けライセンスを使用する資格があります。年商 10 万米ドルを超える組織に雇用されている場合は、お客様自身の収入が 10 万米ドル未満であっても、インディー ユーザー向けライセンスを使用する資格がありません。年商 10 万ドルを超える企業は、企業およびアーティストに必要な商用ソフトウェア ライセンスをすべて購入した上で使用することが求められます。
*この制限は使用する国によって異なります。